7年落ちのクルマを買取専門店に売却するときの、査定額の目安について車種別に紹介しています。
7年落ちのクルマというのは、ちょうど3回目の車検をむかえるタイミングにあたります。
車検をきっかけに新しいクルマに買い替えをすべきか、それともこのまま乗り潰すべきかで悩む人も多いのではないでしょうか。
下取りや買取り価格がある程度の金額になるのであれば、売却をして新しいクルマの購入資金の一部にあてることができますし、ほとんど査定額つかないのであれば、そのまま廃車にするまで乗り潰した方がいいでしょう。
ここで解説をしている7年落ちのクルマの査定額を目安に、買取専門店に売却をするときの参考にしていただければと思います。
7年落ちのクルマの売却で後悔しないために
実際に7年落ちのクルマの査定をしてもらうと分かりますが、同じクルマであっても業者によって買取り価格が驚くほど違うことがあります。
売却をしてしまってから後で後悔しないためにも、以下のようなサービスを利用して必ず複数の業者に査定をしてもらって最高値で買取りをしてもらうようにしましょう。
7年落ちのクルマの最高買取価格が分かるサイト一覧
中古車販売店が直接クルマの買取り価格を提示しますので、中間マージンがかからずに高額させていが期待できます。
また、他の一括査定サイトのように複数の業者から連絡が来ることはなく1社だけのやり取りで完結します。
ネットから簡単な項目を入力するだけで、あなたのクルマの買取り相場を簡単に知ることができます。
最大で10社の買取り価格を比較することができますので、車種によっては50万円以上も高く売却をすることが可能になります。
全国300社以上のクルマ買取専門店が参加をしており、ネットから最大で8社が提示する査定額を簡単に比較することができます。
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【2022年最新】7年落ちミニバンの査定額の目安はどれくらい?
ミニバンは中古車市場でのニーズが高いために、年式が古くなっても高値で買取りをしてもらえることが少なくありません。
ここでは、7年落ちのミニバンを買取り専門店に持ち込んだ場合、どれくらいの買取り価格になるのかについて、車種ごとに見ていきたいと思います。
トヨタ・アルファードを7年落ちで売却するときの買取り価格
とても人気の高い高級ミニバンであるトヨタのアルファードですが、7年落ちのタイミングで売却したときに、どれくらいの査定額になるのか見て行くことにしましょう。
2015年式アルファードの2.5S(7人乗り)を、7年落ちとなる2022年に走行距離7万kmで売却するときの査定額は、194万円~248万円程度が目安になると思われます。
アルファード2.5S(7人乗り)の2015年当時の車両本体価格は357万円でしたので、新車価格に対して62%前後が7年落ちアルファードの査定額になるといえそうです。
7年落ちにもかかわらず、新車価格の62%前後の査定額が提示されるところに、アルファードの中古車市場での人気の高さがうかがえます。
この金額で売却できるのであれば、乗り潰しよりも、積極的に買い替えをした方がお得感が高いといえそうです。
7年落ちのトヨタ・ノアを買取り店に持ち込んだときの提示額の目安
ノアも、5ナンバーサイズのミニバンとして、中古車市場で非常に人気の高いクルマとなっていますが、7年落ちでどれくらいの査定額が提示されるのか気になるところです。
2015年に新車登録されたノアのGグレード7人乗りを、7年落ちとなる2022年に売却する際の買取り価格の目安は、走行距離が7万kmほどと仮定した場合で110万円~140万円程度になります。
走行距離が1万km増えるごとに、この金額から査定が3万円程度ずつ下がっていくことになります。
ノアGグレード7人乗りの2015年当時の新車価格は267万円でしたので、7年落ちノアの査定額の目安は新車価格の45%前後になると思われます。
アルファードほどではありませんが、7年落ちのノアもある程度の買取り価格が提示になることが分かります。
ステップワゴンを7年落ちで手放すときの買取り価格の相場
ホンダのステップワゴンも、非常に人気の高いミニバンで、年式が古めであっても中古車市場では高く評価されることが多いようです。
2015年に購入したステップワゴンのベーシックグレードであるGを、7年落ちのタイミングで売却するときの査定額は、走行距離7万kmで94万円~120万が目安になると思います。
ステップワゴンGの2015年当時の販売価格は、248万円となっていますので、7年落ちステップワゴンの査定額は、新車価格の43%前後と考えてよさそうです。
普通に100万円以上の査定額になりますので、乗り潰しよりも売却を検討した方がいいと思います。
7年落ちの日産セレナの査定額はどれくらいが相場なのか?
日産セレナは、トヨタのノアやホンダのステップワゴンのライバル車種として、人気の高いクルマですが、3回目の車検のタイミングとなる7年落ちでどれくらいの査定額になるのか気になるところです。
2015年に新車登録されたセレナの20G S-HYBRIDを、2022年に走行距離7万kmで売却するときの査定額の目安は、80万円~102万円になると思われます。
2015年式セレナの20G S-HYBRIDの車両本体価格は276万円となっていますので、7年落ちセレナの査定額は新車価格の33%程度ということになります。
【2022年最新】セダンを7年落ちで買取り店に売却するときの査定額
かつてはファミリーカーの代名詞的な存在であったセダンも、ミニバン人気に押されて、新車中古車ともに販売面では苦戦を強いられているようです。
セダンの場合、中古車市場においてもミニバンのようなニーズはありませんので、買取り価格もそれほど大きな期待はできそうもありません。
ここでは、7年落ちのセダンを買取り専門店に持ち込んだときに、どれくらいの査定額になるのかについて、車種別に見ていきたいと思います。
7年落ちのトヨタ・クラウンを買取り店に持ち込んだときの査定額
かつてほどセダンの人気がなくなったとはいえ、根強い人気を保ち続けているのが王者クラウンです。
7年落ちクラウンの査定額がどれくらいになるのか、具体的に見て行くことにしましょう。
2015年に新車登録されたクラウンのロイヤルサルーン(2.5L)を、7年落ちとなる2022年に走行距離7万kmで売却するときの査定額は、109万円~139万円程度になると思われます。
クラウンロイヤルサルーン(2.5L)の2015年当時の車両本体価格は430万円となっていますので、7年落ちクラウンの査定額の目安は新車価格の29%ほどと考えていいと思います。
ミニバンの王者であるアルファードが7年落ちでも新車価格の64%ほどの高額査定額になるのに対して、セダンの王者であるクラウンが29%ほどになってしまうところに、中古車市場でのニーズの差を明確に感じます。
日産フーガを7年落ちで売却するときの買取り専門店での相場
日産のフーガは、セドリック・グロリア時代からずっとクラウンのライバル的な存在でしたが、セダンの人気がない現在ではかつてのような勢いはなくなってしまっています。
2015年登録の日産フーガの250GTを、7年落ちで売却するときの査定額の目安は、走行距離7万kmで113万円~145万円になります。
走行距離が8万kmだと110万円~140万円、9万kmだと106万円~136万円ほどの査定額になります。
フーガ250GTの2015年当時の販売価格は471万円となっていましたので、7年落ちフーガの査定額は、新車価格の27%前後が相場となりそうです。
【2022年最新】7年落ちの軽自動車の買取り相場はどれくらい?
軽自動車は普通車にくらべて維持費がやすいこともあって中古車市場でも人気になっていますが、耐久性などの不安から年式が古くなると査定額が一気に下がる傾向にあるようです。
実際に、7年落ちの軽自動車がどれくらいの査定額になるのか、車種別に見て行くことにしましょう。
ホンダ・N-BOXカスタムを7年落ちで買取り専門店に売却するときの査定額
ホンダ・N-BOXカスタムはとても人気の高い車種ですので、7年落ちとなってもまだまだ十分に高額査定が期待できます。
2015年に新車で購入したN-BOXカスタムGを、7年落ちとなる2022年に手放すときの査定額は、7万km前後の走行距離で55万円~70万円程度になります。
ホンダ・N-BOXカスタムGの2015年当時の車両本体価格は152万円となっていましたので、7年落ちのタイミングで売却するときの査定額は新車価格の40%が目安となります。
さらに1年後の8年落ちとなりますと、査定額も44万円~56万円となってしまう可能性が高くなりますので、売却をするならば早めがお得です。
7年落ちのダイハツムーヴを売却するときの査定額の目安
ダイハツのムーヴは軽自動車のなかでもとても人気の高い車種になりますが、7年落ちで売却をするときにどれくらいの査定額になるのか気になるところです。
2015年に新車で購入したムーヴのXグレードを、7年落ちとなる2022年に走行距離7万kmで売却するときの査定額は、31万円~39万円ほどになると考えられます。
2015年式ムーヴXグレード1の当時の新車価格が125万円でしたので、7年落ちムーヴの査定額の目安は、新車価格の28%前後になると思われます。
7年落ちの軽自動車であっても、人気車種になるとまだまだ十分に残価が残っているといえそうです。
ダイハツタントを7年落ちで手放すときの買取り相場
タントもムーヴとならんで、根強い人気を保ち続けているダイハツの軽自動車です。
7年落ちのタントを実際に手放すときに、どれくらいの査定が額になるのか見て行くことにしましょう。
2015年に購入したダイハツタントのXグレードを、2022年に売却する場合の査定額は、7万km走行で39万円~50万円が目安になります。
走行距離が1万km増えるごとに、査定額はおよそ1万5千円ずつマイナスになっていきます。
2015年に新車で購入したときのタントXの車両本体価格は135万円でしたので、7年落ちタントの査定額の目安としては、新車価格の33%ほどになると考えられます。
軽自動車としては、かなりリセールバリューは高いといえそうです。
7年落ちでも高額査定が期待できるスズキジムニー
スズキジムニーは、軽自動車のオフロードモデルということで、ライバルが存在しないこともあり、登場以来ずっと根強い人気を保ち続けている車種になります。
オフロード車という性質上、新車の販売台数はそれほど多いわけではありませんが、購入後に長く乗り続ける人が多いのと中古車市場での玉不足から、リセールバリューは非常に高いものとなっています。
2015年に新車登録したジムニーのXGグレードを、7年落ちとなる2022年に走行距離7万kmで買取り専門店に売却するときの査定額は、69万円~88万円程度が目安になります。
2015年式スズキジムニーXGの新車価格は127万円ですので、7年落ちジムニーの査定額の目安は新車価格の62%前後ということなります。
7年落ちの軽自動車の査定額は新車価格の30%前後になるのが普通ですので、スズキジムニーのリセールバリューがいかに高いかがお分かりになるかと思います。
ちなみに、スズキジムニーは2年後に9年落ちとなった場合でも、走行距離が9万kmで47万円~60万円ほどの査定額が期待できます。
7年落ちのスズキアルトを買取り店に売却するときの相場
スズキアルトは、手ごろな値段設定のために販売台数ランキングの上位に常に顔を出している人気車種です。
アルトは、もともとの価格が安いのと、中古車市場に在庫が豊富にあるために7年落ちの査定額がどれくらいになるのか気になるところです。
2015年に新車で購入したスズキアルトのSグレードを、2022年に売却するときの査定額の目安は、7万km走行の場合で24万円~30万円ほどになります。
アルトSグレードの2015年当時の新車価格は100万円となっていますので、7年落ちアルトの査定額は新車価格の27%前後が目安となりそうです。
【2022年最新】7年落ちのハイブリッド車の買取り価格の目安
トヨタのプリウスやアクアといったハイブリッド車は非常に人気が高く、実際によく売れています。
しかし、新車が売れているということは、それだけ中古車市場にも多くの中古車が出回っているということがいえますので、買取り価格がどれくらいになるのか気になるところです。
ここでは、プリウス及びプリウスαの7年落ちでの査定額について見て行くことにします。
7年落ちプリウスの査定額はどれくらいが相場か?
ハイブリッド車のパイオニア的存在であるプリウスは、ここ数年はずっと新車の販売台数ランキングでトップ争いをしているほどの人気車種です。
新車が爆発的に売れているということは、中古車市場にもたくさんのプリウスが出回っていることになりますので、査定額はそれほど期待できないと思われます。
2015年式プリウスのSグレードを、7年落ちで売却するときの査定額の目安は、7万km走行で65万円~84万円ほどになります。
プリウスSの2015年当時の販売価格は238万円でしたので、7年落ちプリウスの買取り相場は新車価格の31%前後が目安となりそうです。
やはり、たくさん売れすぎているがゆえに、プリウスの買取り価格はそれほど高くはありません。
プリウスは2015年12月にフルモデルチェンジしていますが、ここで紹介しているのはモデルチェンジ前のモデルとなります。
モデルチェンジ後のプリウスであれば、査定額は一気にあがります。
7年落ちのプリウスαの査定額はどれくらいか?
プリウスαは、発売開始の2011年5月から生産終了の2021年まで10年間、フルモデルチェンジのない珍しいクルマです。
このプリウスαの2022における7年落ちの買取り価格についてみて行くことにしましょう。
2015年に購入したプリウスαのSグレードを、2022年に売却するときの査定額は、走行距離が7万kmの場合で83万円~106万円が目安となります。
プリウスαのSグレードの2015年当時の新車価格は262万円でしたから、7年落ちプリウスαの査定額は新車価格の36%前後になると考えらます。
プリウスαの場合、プリウスとくらべてリセールバリュー的には高いといえそうです。
ちなみに、同じ7年落ちであっても、走行距離が8万kmだと80万円~102万円、9万kmだと77万円~99万円が相場になります。
【2022年最新】7年落ちのクロカンはどれくらいのリセールバリューか?
年式が多少古くても中古車の買取り価格があまり下がらないといわれているのがクロカンです。
東南アジアや中東などで日本製クロカンの人気が高いこともあり、10年落ち以上の古いクルマであっても高額で買取りをしている専門店も少なくありません。
ここでは、7年落ちのクロカンがどれくらいの査定額になるのか、車種別にみていくことにしましょう。
7年落ちのランドクルーザー(ランクル)はどれくらいの査定額になるか?
クロカンの王者ともいうべき風格を持つランクルは、リセールバリューがとても高いことで知られています。
実際に7年落ちのランクルがどれくらいの査定額になるのか見て行くことにしましょう。
2015年に新車登録したランドクルーザーAXを、2022年に走行距離7万kmで買取り専門店に持ち込んだときの査定額は、345万円~440万円ほどが目安になると思います。
ランドクルーザーAXの2015年当時の車両本体価格は513万円でしたから、7年落ちランクルの査定額の目安は新車価格の75%前後と非常に高い数字となります。
7年落ちでここまで高い買取り価格を提示してもらえる車種は、ランクル以外には見当たりません。
三菱パジェロを7年落ちで売却するときの査定額の目安
ランクルとともに国産の代表的なクロカンといえるのがパジェロです。
しかし、かつてのような人気はなく、2021年7月に生産終了してしまいました。
そんなパジェロですが、7年落ちで売却するときの査定額はどれくらいになるのか見て行くことにしましょう。
2015年式パジェロの上級グレードであるスーパーエクシードを、2022年に7年落ちで売却するときの査定額は、7万km走行で203万円~259万円が相場になります。
2015年式パジェロのスーパーエクシードは、新車のときの販売価格が495万円でしたから、7年落ちパジェロの査定額の目安は新車価格の47%前後になります。
ランクルほどの人気はないとはいえ、パジェロのリセールバリューはそれなりに高いといえそうです。
7年落ちのクルマを最高値で売却するための賢い方法
クルマの査定額というのは、業者によって大きくことなります。
各社の流通ルートにおける在庫状況や中間マージンなどによって、買取り価格はどうしても異なってしまうからです。
また業者によってある特定の車種に強い業者もいれば弱い業者もいます。
そのため、クルマを1社だけの査定で売却するというのはとてもリスクがありますし、場合によっては数十万円も損をしてしまう可能性があります。
7年落ちのクルマを売却する際には、必ず複数の業者に査定をしてもらって、高く買取りをしてくれる業者を見つけることが大切です。
しかし、1件ずつ業者に査定を依頼するのはなかなか面倒です。
以下のようなサービスを利用することで、ネットから無料で複数の業者の査定額を知ることができますので、あなたのクルマを売却するまえに利用してみるといいでしょう。