トヨタクラウンの買取り価格と下取り相場を～3年落ち・4年落ち・5年落ち・6年落ち・7年落ち・8年落ち・9年落ち・10年落ちの査定額

トヨタクラウンを下取りに出したり、買取専門店に売却するときの、査定額の目安について紹介をしています。

最近ではミニバンなどに押されてセダンの人気が落ちていますが、そんななかでも奮闘しているのがトヨタクラウンです。

あまり人気のないセダンであるにもかかわらず、下取りや買取りの際のリセールバリューが比較的高いのがクラウンの特徴です。

ここでは、2022年におけるクラウンの下取り相場や買取価格の目安を、年式や走行距離別に一覧で紹介しています。

またトヨタクラウンの買取り価格がどれくらいになるのかを、実際に3年落ち・4年落ち・5年落ち・6年落ち・7年落ち・8年落ち・9年落ち・10年落ちの年式別に、実際の売却事例で紹介しています。

クラウンの売却で後悔しないために

実際にクラウンの査定をしてもらうと分かりますが、同じクルマであっても業者によって買取り価格が驚くほど違うことがあります。

売却をしてしまってから後で後悔しないためにも、以下のようなサービスを利用して必ず複数の業者に査定をしてもらって最高値で買取りをしてもらうようにしましょう。

クラウンの最高買取価格が分かるサイト一覧

【2022年最新】クラウンの買取価格や下取り相場に関する基本データ

トヨタクラウンを、ディーラーに下取りにだしたり、買取専門店に持ち込んで売却をしたりするときに、どれくらいの相場になるのかを年式や走行距離別に紹介してみたいと思います。

2022年におけるクラウンの年式別下取り相場

トヨタクラウンを、2022年に下取りにだすときの相場を、年式別に紹介しています。

グレードは3年落ちと4年落ちが『G』で、5年落ちから10年落ちが『ロイヤルサルーンG』になります。

また、走行距離に関しましては、年式相応（1年あたり1万km）として算出をしています。

2022年におけるクラウンの年式別の買取価格

クラウンを2022年に買取り専門店に持ち込みしたときの査定額の目安を一覧の形で紹介しています。

こちらも先ほどの下取りのときと同様に、3年落ちと4年落ちがGグレード、5年落ちから10年落ちがロイヤルサルーンGとなります。

下取りにくらべて買取りの方が、査定額がやや高くなる傾向があることが一覧からお分かりになるかと思います。

このデータからも明らかなように、クラウンの買取り価格は業者によって大きな差があることがお分かりなります。

必ず複数の業者に査定をしてもらって、高く買取りをしてくれる業者を探すことが大切です。

【2022年最新】グレード及び走行距離別のクラウンの下取り相場

3年落ち（2019年式）のクラウンの下取り額

4年落ち（2018年式）のトヨタクラウンの下取り相場

5年落ち（2017年式）のクラウンの下取り価格

6年落ち（2016年式）クラウンの下取り相場

7年落ち（2015年式）トヨタクラウンの下取り額

8年落ち（2014年式）クラウンのグレード別下取り価格

9年落ち（2013年式）クラウンの下取り額一覧

10年落ち（2012年式）トヨタクラウンの下取り相場

【2022年度最新】グレード及び走行距離別のクラウンの買取価格

3年落ち（2019年式）のクラウンの買取り額

4年落ち（2018年式）のトヨタクラウンの買取価格

5年落ち（2017年式）のクラウンの買取り相場

6年落ち（2016年式）クラウンの買取価格

7年落ち（2015年式）トヨタクラウンの買取相場

8年落ち（2014年式）クラウンのグレード別買取価格

9年落ち（2013年式）クラウンの買取り額一覧

10年落ち（2012年式）トヨタクラウンの買取相場

一覧表を見てお気づきかと思いますが、同じ年式で同じ走行距離のクラウンであっても、買取価格は業者によって大きくことなります。

ここに記載したクラウンの査定額は、あくまでもおおまかな目安となります。

乗った期間によってクラウンの買取り価格はどう変わるのか？

クラウンは高級セダンであり、もともとの車両価格が高いので、買取り価格もそれなりに期待はできます。

しかし、王者クラウンといえども人気薄なセダンということもあり、ミニバンやクロカンのように古くなっても高い査定額をずっと維持するということはなかなか難しいようです。

それでは、実際に乗った期間によってクラウンの査定額がどれくらいになるのかについて、事例をもとに見ていきたいと思います。

3年落ちのクラウンア2.0RSの査定額を分析

クラウンのオーナーは買い替えのときに、またクラウンを購入するケースが多いようです。

買い替えのタイミングとしては、車検切れやモデルチェンジが行われるときが一般的だと思いますが、ここでは1回目の車検のタイミングである3年落ちのクラウンアRSがどれくらいの査定額になるのかについてみていきたいと思います。

・3年落ちので4万kmのクラウンRSが315万円の査定額

この事例は、2019年式クラウンRSを3年落ちとなる2022年に売却した時のものです。

地域は大阪で、ボディカラーはホワイトです。

走行距離は4万km弱なので、3年落ちにしては少し走り込んでいるイメージです。

このクラウンアスリートを、一括査定を利用して4社に買取り額を提示してもらった結果、315万円、300万円、290万円、275万円という金額になりました。

この結果をみる限りにおいては、300万円前後くらいが、この車の相場であるといえそうです。

最高値の315万円は十分に満足すべき買取り価格だと思いますが、オーナーはもう少し高く売れると考えていたようです。

走行距離が多少伸びている点を甘く見ていたのかも知れません。

・走行距離が1万5000kmのクラウンRSを345万円で買取り

この事例も先ほどの事例と同様に、2019年式のクラウンアスリートRSを3年落ちとなる2022年に売却したときのものです。

売却地域は愛知県で、車の色は黒になります。

走行距離は1万5000km弱となっており、3年落ちの車としては、標準的な走行距離の半分程度となっています。

このクラウンRSを4社に査定してもらったところ、一番高い業者の買取り価格が345万円となりました。

先ほどの事例にくらべて走行距離が短い分、高い評価を得ることができたようです。

5年落ちのクラウンロイヤルの査定額はどれくらいになるか？

クラウンは、5年前後でフルモデルチェンジをすることが多いので、2回目の車検のタイミングとなる5年落ちで売却をする人が多い傾向にあるようです。

需要と供給の関係で考えると、売る人が多いということは相場的には低くなりがちですが、実際のところはどうなのでしょうか。

ここでは、5年落ちのクラウンロイヤルの査定額がどれくらいになるのかについて、事例をもとに考えてみたいと思います。

・5年落ちのクラウン・ロイヤルサルーンGの査定額が230万円

こちらは、2017年式クラウンのロイヤルサルーンG
を2022年に買取り店に売却したときの事例になります。

場所は愛知県で、ボディカラーはシルバーです。

走行距離は5年落ちとしてはかなり少ない2万3000kmとなっています。

このクラウン・ロイヤルサルーンを2社が査定したところ、230万円、205万円という結果になりました。

走行距離が少ないこともあって、2社とも200万円オーバーを提示しており、5年落ちのロイヤルサルーンGとしては満足できる結果になっています。

オーナーさんは80代の男性で、丁寧に乗られてきた可能性が高く、状態も良かったに違いありません。

・走行距離4万5000kmのクラウン・ロイヤルサルーンGを210万円で買取り

こちらも先ほどの事例と同様に、2017年式クラウンのロイヤルサルーンGを5年落ちとなる2022年に売却をしたときの事例になります。

売却地は岐阜県で、ボディカラーは白です。

走行距離は4万5000kmとなっており、5年落ちとしては標準かやや少ないといっていいでしょう。

このクラウン・ロイヤルサルーンを2社が査定した結果、210万円,190万円の提示額となりました。

先ほどのロイヤルサルーンGの事例と比較すると若干安い査定額となっておりますが、これは走行距離の違いによるものだと思われます。

5年落ちのクラウン・ロイヤルサルーンGの買取り価格の目安としては、200万円前後が相場と考えていいと思います。

10年落ちクラウンの買取り価格はいくらになるのか？

3年落ちや5年落ちの場合であれば、ある程度の高額な査定額が期待できるクラウンですが、さすがに10年落ちとなると、ある程度は厳しい査定となってしまうことが多いようです。

この点が、海外での中古車人気が高いために古くても高く売れるランクルなどとの大きな違いです。

10年落ちのクラウンが実際にどれくらいの査定額になるのかについて、買取り事例を見ていきたいと思います。

・10年落ちで走行距離12万kmのトヨタクラウンが42万円

こちらの事例は、2012年式のクラウン・ロイヤルサルーンプレミアムエディション（2.5）を10年落ちとなる2022年に査定をしたときのものです。

ボディカラーはシルバーで、売却地は奈良県となります。

走行距離は12万km弱となっており、10年落ちということを考慮しても、ちょっと走りすぎている感があります。

このクラウンを２つの買取り業者にそれぞれ査定してもらったところ、42万円と35万円という結果になりました。

高級車の代名詞ともいえるクラウンですが、さすがに10年落ち12万kmという条件だと、買取価格は50万円を切ってしまいます。

・10年落ちで3万5000kmのクラウン・ロイヤルサルーンが70万円

こちらは、2012年式クラウンのロイヤルサルーンプレミアムエディション（3.0）を2022年に売却した事例になります。

先ほどはの事例は、排気量2.5Lだったのに対して、こちらの事例は3.0Lとなります。

売却地域は千葉県で、車体の色はホワイトになります。

走行距離は3万5000kmほどとなっており、先ほどの事例の12万kmと比較すると大幅に少なくなっています。

このクラウンは2社の買取り店によって、70万円と60万円の買取り額の提示を受けていますが、オーナーさんは新しい車が納車になるまでの期間に車を手放すことができないという理由で、結果的に買取り店ではなくディーラーに下取りに出しているようです。

先ほどの事例とくらべると、同じ10年落ちでもだいぶ高い査定額になっていますが、走行距離が非常に少ないという点がプラス材料になっているものと思われます。

走行距離によってトヨタクラウンの買取り価格はどう変わるのか？

車の査定において需要な要素なるのが、走行距離と年式です。

それは高級車クラウンであっても例外ではありません。

ここでは、実際に買取りされた実例をもとに、クラウンの買取り価格が走行距離によってどう変わるかについてみていきたいと思います。

走行距離が3万kmのクラウンはどれくらいで売れるのか？

走行距離が3万km程度のクラウンであれば、状態的にはかなり良いことが想像できます。

クラウンはもともとの車両価格が高いこともあり、走行距離の少ない優良車であれば高価買取が期待できます。

ここでは、走行距離が3万km程度のクラウンの査定額がどれくらいになるのかについて実例をあげてみていきたいと思います。

・3万km弱の5年落ちクラウンアスリート3.5Lの買取り価格が275万円

この事例は、走行距離が3万km弱の2017年式クラウンアスリート3.5Lを、5年落ちとなる2022年に売却したときのものです。

売却地は千葉県で、ボディカラーはホワイトです。

このクラウンアスリートを1社だけに査定依頼をした結果、255万円という金額が提示されたようです。

オーナーさんはこの金額をもとにディーラーと交渉をして、希望額で下取りをしてもらったようです。

しかし、アスリート3.5Lの当時の新車価格は600万円を超えますので、5年落ちではありますが走行距離がわずか3万kmという点を考慮すると、255万円が妥当な買取り価格かどうかは疑問の残るところです。

1社だけではなく複数の買取り店に査定をしてもらうことによって、もう少し上乗せが可能だったかも知れません。

・8年落ちで3万km走行のロイヤルサルーン2.5Gの買取り価格が160万円

こちらは、走行距離は3万kmと少ないのですが、8年落ちのクラウン・ロイヤルサルーンG（2.5）の売却事例です。

2014年式のロイヤルサルーンG（2.5）を、8年落ちとなる2022年に査定を受けています。

査定を受けた場所は埼玉県で、車体の色はシルバーです。

このクラウンを8社が査定した結果、一番高い会社が160万円を提示しました。

確かに走行距離は3万km弱と少ないですが、8年落ちということを考慮すれば、十分に満足すべき査定額だと思われます。

走行距離が5万km前後のクラウンの買取り価格

クラウンは、おおまかにロイヤル系とアスリート系に分けられます。

わりと年配の人が乗ることの多いロイヤル系は年式の割に走行距離が少ない傾向にあり、比較的若い人に人気のアスリートは走行距離が延びる傾向にあるようです。

ここでは、走行距離が5万km前後のクラウンの買取り価格がどれくらいになるのかを、事例をもとに見ていきたいと思います。

・7年落ちのロイヤルサルーンGが5万km走行で165万円

こちらは、走行距離5万km弱の2015年式のクラウン・ロイヤルサルーンGを7年落ちとなる2022年に売却したときの事例です。

査定を受けた地域は福岡県で、ボディカラーは白です。

このクラウンを3社が査定したところ、165万円、150万円、140万円という結果になりました。

各社10万円～15万円の開きなので、この条件のクラウンであれば165万円～140万円というのが一般的な相場なのだと思います。

少しでも高く売却するためには、複数の業者に査定をしてもらって買取り価格を比較することが大切です。

・5年落ちのクラウンアスリートG-Tが5万5000km走行で250万円

こちらは、走行距離が5万5000km弱のクラウンアスリートG-Tの買取り事例です。

地域は山口県で、2017年式の白いアスリートを2022年に売却しています。

このクラウンを3社が査定したところ、最高買取り価格が250万円となりました。

この車のオーナーさんは、買取り専門店の他にも外車のディーラーに下取りの見積もりももらっていたようで、そちらの方が10万円ほど高い査定額だったようです。

ディーラーの場合、新車の利幅の中で下取り額を調整できるので、単純には比較はできないと思いますが、5年落ちで走行距離が5万5000kmということであれば、それほど不満のない査定額だと思います。

走行距離が10万kmを超えたクラウンの査定額は？

ハイエースやランクルのように、海外で人気の高い車種であれば10万kmオーバーであっても高い買取り価格が期待できますが、クラウンの場合は果たしてどうでしょうか？

実際に10万kmをオーバーしたクラウンの買取り価格がいくらになるのかを、実例をもとに見ていきたいと思います。

・走行距離12万km弱のクラウンアスリートが225万円の査定額

こちらは、走行距離が12万km弱になるクラウンアスリートG-Tの買取り事例です。

登録は2017年で、5年落ちとなる2022年に売却をしています。

査定を受けた地域は滋賀県で、車体の色は白です。

このクラウンを3社に査定を依頼したところ、225万円、200万円、提示なし、という結果になりました。

提示なしの1社は、5年落ちにしては12万kmと走行距離がかなりのびているために、様子見だった可能性があります。

標準的な走行距離の5年落ちアスリートG-Tであれば、先ほどの事例の通り250万円前後の買取り価格は期待できるはずなので、走行距離が大幅に延びている分25万円程度のマイナスになったといえるでしょう。

・9年落ち・11万kmのクラウン・ロイヤルサルーンGが110万円

こちらは、11万km弱走行のクラウンロイヤルサルーンG（2.5）を査定したときの事例になります。

2013年に登録された車を9年落ちとなる2022年に売却したときのものです。

色は白で、売却地は愛知県です。

このクラウン・ロイヤルサルーンを3社に査定を出してもらった結果、110万円、100万円、85万円という提示額になりました。

9年落ちとしては走行距離が多少のびているロイヤルサルーンGですが、3社の査定額が100万円前後におさまっているので、この条件のクラウンとしてはこれが相場なのだと思います。

あなたのクラウンのリアルタイムな買取り最高値を知るには、以下のサイトをご覧になってください。

クラウンを最高値で売却するための賢い方法

クラウンに限らずクルマの査定額というのは、業者によって大きくことなります。

各社の流通ルートにおける在庫状況や中間マージンなどによって、買取り価格はどうしても異なってしまうからです。

また業者によってある特定の車種に強い業者もいれば弱い業者もいます。

そのため、クルマを1社だけの査定で売却するというのはとてもリスクがありますし、場合によっては数十万円も損をしてしまう可能性があります。

クラウンを売却する際には、必ず複数の業者に査定をしてもらって、高く買取りをしてくれる業者を見つけることが大切です。

しかし、1件ずつ業者に査定を依頼するのはなかなか面倒です。

以下のようなサービスを利用することで、ネットから無料で複数の業者の査定額を知ることができますので、あなたのクラウンを売却するまえに利用してみるといいでしょう。

トヨタクラウンの公式サイト
https://toyota.jp/crown/