5年落ちのクルマを買取り専門店に売却するときに、どれくらいの査定額になるのかの目安を紹介しています。
5年落ちというのは、新車で購入したクルマが2回目の車検をむかえるタイミングです。
そのため、5年落ちのタイミングでクルマの買い替えを検討する人は少なくないでしょう。
5年落ちでの売却であれば、かなり高額な査定額が期待できますので、新しく購入するクルマの支払いも楽になります。
ただし、同じ5年落ちのクルマであっても、車種や走行距離、クルマの状態などによって買取り価格は大きく変わってくるものです。
ここでは、これから5年落ちのクルマを買取り店に売却する予定の人向けに、車種や走行距離別にどれくらいの買取り価格になるのか、大まかな相場を紹介しています。
5年落ちのクルマの売却で後悔しないために
実際に5年落ちのクルマの査定をしてもらうと分かりますが、同じクルマであっても業者によって買取り価格が驚くほど違うことがあります。
売却をしてしまってから後で後悔しないためにも、以下のようなサービスを利用して必ず複数の業者に査定をしてもらって最高値で買取りをしてもらうようにしましょう。
5年落ちのクルマの最高買取価格が分かるサイト一覧
中古車販売店が直接クルマの買取り価格を提示しますので、中間マージンがかからずに高額させていが期待できます。
また、他の一括査定サイトのように複数の業者から連絡が来ることはなく1社だけのやり取りで完結します。
ネットから簡単な項目を入力するだけで、あなたのクルマの買取り相場を簡単に知ることができます。
最大で10社の買取り価格を比較することができますので、車種によっては50万円以上も高く売却をすることが可能になります。
全国300社以上のクルマ買取専門店が参加をしており、ネットから最大で8社が提示する査定額を簡単に比較することができます。
これまでに450万人以上の方に利用された実績と、運営母体がヤフー株式会社という安心感が強みの一括査定サイトになります。
【2022年最新】5年落ちのミニバンを売るときの査定額の目安
室内が広いミニバンは、ファミリー層を中心に非常に人気のある車種となっています。
人気があるということは、当然ながらリセールバリューも期待できるということになります。
ここでは、メーカー別に5年落ちのミニバンの査定額がどれくらいになるのかについて見ていきたいと思います。
トヨタのミニバンを5年落ちで売却するときの査定額
トヨタには、人気のあるミニバンがそろっています。
ノア&ヴォクシーや、アルファード&ヴェルファイアといった車種は、つねに販売ランキングの上位を占めています。
ここでは、アルファードとノアを例に、買取り専門店に持ち込みをしたときの相場を見ていきたいと思います。
アルファードを5年落ちで手放すときの買取り価格の目安
まずは、高級ミニバンであるアルファード買取り価格の相場を見て行くことにしましょう。
2017年に新車登録したアルファードの標準的なグレードである2.5Sを、5年落ちとなる2022年に売却するときの査定額の目安ですが、走行距離を5万kmほどと仮定すると259万円~331万円ほどになると思われます。
アルファード2.5Sの新車時の車両価格は353万円でしたから、新車価格の80%程度が、5年落ちアルファードの買取り専門店での査定額の目安となりそうです。
ちなみに、同じ5年落ちのアルファード240Gでも、走行距離が1万キロ増えるごとに、査定額は4万円程度ずつ下がっていくと考えておくといいと思います。
5年落ちのノアを買取り店に持ち込みしたときの査定額
5ナンバーサイズのミニバンであるノアも、とても人気が高く高額な査定額が期待できる車種です。
2017年に発売されたノアのGグレード7人乗りを、5年落ちとなる2022年に買取り店に売却するときの査定額は、走行距離が5万km前後の場合、158万円~203万円ほどが相場になります。
ノアのGグレード7人乗りの当時の新車価格は、275万円となっていますので、5年落ちのノアの買取り価格は、新車価格の65%程度になるといえそうです。
また、走行距離が1万キロ増えるごとに、査定額は3万円~4万円程度下がっていくことになります。
日産のミニバンを5年落ちで売却するときの買取専門店の相場
日産のミニバンといえば、元祖高級ミニバンであるエルグランドと、5ナンバーサイズのセレナが代表的な車種になります。
ここでは、5年落ちのセレナとエルグランドの査定額がどれくらいになるのか、みていくことにしましょう。
5年落ちのセレナを下取りに出す前に確認したい査定額の目安
2017年に新車登録した日産セレナの20Sを、5年後の2022年に買取り店に持ち込んだときの査定額は、90万円~115万円程度が相場になると思います。
セレナ20Sの新車時の販売価格は243万円ですから、5年落ちセレナの査定額の目安は、新車価格の42%程度と考えておくといいと思います。
この査定額はあくまでも走行距離が5万km程度と想定してのものなので、走行距離が1万km伸びるごとに査定額は3万円~4万円ずつ下がっていきます。
エルグランドを5年落ちで買い替えるときの買取り店の相場
高級ミニバンの先駆けともいえるエルグランドですが、中古車市場における買取り価格はどれくらいになるのでしょうか。
2017年に新車で購入したエルグランドの250ハイウェイスターSを、5年落ちのタイミングで売るときの相場は、走行距離を5万kmと想定した場合148万円~189万円程度を目安に考えるといいと思います。
エルグランドの250ハイウェイスターSの新車時の車両価格は339万円となっていますので、5年落ちエルグランドの査定額は、新車価格の50%程度と考えていいと思います。
走行距離が6万km、7万kmと1万km伸びるごとに、エルグランドの査定額は3万円から4万円程度目減りしていく傾向にあります。
5年落ちのホンダのミニバンはどれくらいの査定額になるか?
ホンダの代表的なミニバンといえば、ステップワゴンとオデッセイです。
特にステップワゴンは、5ナンバーサイズのミニバンとして、ヴォクシーやセレナと同様に人気のある車種です。
ここでは、ステップワゴンとオデッセイが5年落ちでどれくらいの買取り価格になるのかを見ていきたいと思います。
ステップワゴンを5年落ちで買い替えるときの売却価格
ステップワゴンの標準的なグレードであるGを、2017年に新車で購入して5年後の2022年に売却するときの査定額を見ていきたいと思います。
走行距離が5年落ちとしては標準的な5万kmと想定した場合、115万円~148万円が相場になると思います。
ステップワゴンGの2017年当時の新車価格は254万円でしたから、5年落ちの時点での査定額は新車価格の52%程度が目安となると考えていいでしょう。
5年落ちのオデッセイを買取り店に持ち込むときの査定額の目安
ホンダのオデッセイのアブソルートを2017年に購入して、5年落ちとなる2022年に売却するときの査定額を見て行くことにしましょう。
オデッセイのアブソルートの2017年当時の新車価格は298万円でしたが、5年落ちの時点での買取価格の目安は、走行距離が5万kmとして148万円~188万円程度になるでしょう。
新車価格に対して55%程度が、5年落ちオデッセイ・アブソルートの査定額と考えていいと思います。
また、走行距離が1万km増えるごとに、査定額は3万円程度低くなっていく傾向があります。
【2022年最新】5年落ちのセダンの買取り価格はどれくらいになるのか?
最近は、あまりセダンの人気がないようです。
人気がないということは、残念ながらリセールバリューもそれほど期待はできません。
ミニバンの5年落ちの査定額は、新車価格の40%~60%程度が目安となることが分かりましたが、5年落ちセダンの場合はどれくらいの査定額になるのでしょうか。
トヨタのセダンを5年落ちで売却したときの査定額
バブル当時は、トヨタの高級セダンであるクラウンやマークⅡが飛ぶように売れました。
しかし、その後のトヨタの売れ筋高級車は、セダンからヴェルファイアやアルファードといったミニバンに変わっていきました。
そんな主役の座をミニバンに明け渡したトヨタの高級セダンであるクラウンとマークX(マークⅡの後継車種)ですが、5年落ちの査定額はどれくらいになるのでしょうか?
クラウンロイヤルサルーンを5年落ちで手放すときの買取相場
セダンの人気が落ちているといっても、やはりクラウンは高級車志向の人にとっては別格の存在です。
ここでは2017年に新車登録したクラウンの2.5ロイヤルサルーンを、2022年に売却するときの査定額を見ていきたいと思います。
走行距離が5万km前後の場合、5年落ちクラウンロイヤルサルーンの査定額は、144万円~184万円くらいが目安となるでしょう。
クラウンロイヤルサルーンの2017年当時の新車価格は447万円でしたから、5年落ちの買取り価格は新車価格の37%ほどになると考えていいと思います。
5年落ちのマークXを買取り店に持ち込みしたときの査定額の目安
バブル期にはハイソカーの代名詞的存在だったマークⅡの流れを受けるマークXも、セダン人気に陰りがみえた影響で2019年12月にとうとう生産終了となってしまいました。
マークXの標準的なグレードである250Gを、2017年に新車登録して2022年に売却すると想定した場合、走行距離が5万km前後で、査定額は113万円~145万円ほどになると思われます。
マークX250Gの2017年当時の車両本体価格は291万円でしたから、5年落ちマークXの買取り価格の目安は、新車価格44%前後となります。
セダン人気に陰りがだといっても、マークXはまだまだ中古車市場で人気があるようです。
走行距離が5万kmを1万km超えるごとに、3万円程度ずつ査定額は下がっていきます。
日産のセダンを5年落ちで売却するときの査定額
日産のセダンといえば、昭和世代の人はクラウンのライバルともいえるセドリック・グロリアを思い浮かべると思いますが、現在はフーガがその後継車種となっています。
また、日産のミドルクラスセダンといえば、かつてはブルーバードでしたが、現在はシルフィがその後継車種になっています。
ここでは、日産を代表するセダンであるフーガとシルフィの5年落ちにおける査定額を見て行くことにしましょう。
フーガの買い替えをするときに知っておきたい5年落ちの買取額
フーガの代表的なグレードである250GTを、2017年に新車で購入して2022年に売却するときの査定額の目安について見ていきましょう。
フーガ250GTの2017年当時の新車価格は477万円でしたが、5年落ちで売却するときの査定額の目安としては、走行距離が5万キロ前後と仮定した場合、138万円~176万円ほどになると思われます。
新車時の価格に対して、5年落ちフーガの査定額は33%程度になると考えていいと思います。
5年落ちのシルフィの買取り店における査定額の目安
日産シルフィには、「S・X・G」の3グレードがありますが、ここでは中間グレードである「X」の5年落ちの査定額をみていくことにしましょう。
2017年に新車登録をしたシルフィXを、5年間乗ったあとに売却するときの査定額は、走行距離が5万キロ前後の場合59万円~75万円くらいが相場になると思われます。
シルフィXの2017年当時の新車価格は215万円でしたから、5年後の査定額は新車の30%程度になってしまうことになります。
やはりこのクラスのセダンだと、リセールバリュー的には厳しいようです。
ホンダのセダンは5年落ちだとどれくらいの買取り額になるか
ホンダのセダンは印象が薄いですが、代表的な車種としてはレジェンドとアコードがあります。
ここでは、ホンダのセダンを5年落ちで売却するときの査定額の目安について紹介してみたいと思います。
5年落ちのレジェンドを買取り店に売却するときの相場はどれくらい?
ホンダのレジェンドは、2012年7月にいったん生産が中止されています。
そして、その後2015年2月に5代目がレジェンドハイブリッドとして発売されています。
ここでは、5代目レジェンドを2017年に購入して、2022年に5年落ちとして売却したときの相場を見ていきたいと思います。
ホンダの最上級セダンとなるレジェンドの2017年当時の車両価格は680万円でしたが、5年落ちで売却するときの査定額は、走行距離5万kmで198万円~253万円が目安となります。
新車時の価格に対して、5年落ちの買取り価格は33%程度が相場といえそうです。
また、走行距離が5万kmを1万kmオーバーするごとに、査定額は8万円~10万円ずつ下がっていくと考えておきましょう。
アコードを5年落ちのタイミングで売却するときの査定額
アコードは、2013年3月にいったん発売を終了して、2013年6月にアコード・ハイブリッドとして生まれ変わっています。
ここでは、2017年式のアコード・ハイブリッドEXを、5年落ちとなる2022年に売りにだしたときの査定額を紹介してみたいと思います。
アコード・ハイブリッドEXを2017年に新車で購入して、5年落ちで買取り専門店に持ち込みしたときの査定額は、走行距離5万キロで161万円~206万円ほどが相場となります。
アコード・ハイブリッドEXの2017年当時の車両本体価格は410万円でしたので、5年落ちアコードの査定額は新車価格の45%ほどになると考えられます。
【2022年最新】5年落ちのコンパクトカーを買取り専門店に売るときの相場
コンパクトカーは、ボディが小さい割には室内が広く、買い物などでの駐車も容易なので、女性を中心に人気があります。
ただ、コンパクトカーはもともと価格が安いために、中古車として販売するときにあまり利益がでませんので、どうしても買取り価格が安くなってしまう傾向があります。
ここでは、コンパクトカーを新車で購入した場合、5年落ちで売却するとどれくらいの買取り価格になるのかを見ていきたいと思います。
トヨタ・日産の代表的なコンパクトカーの5年落ちの査定額
日本を代表する自動車メーカーであるトヨタと日産から発売されているコンパクトカーといえば、誰もがヴィッツ(現ヤリス)とマーチを思い浮かべるのではないでしょうか?
ここでは、5年落ちのヴィッツ(現ヤリス)とマーチがどれくらいの査定額になるのかについて見ていきたいと思います。
ヴィッツを5年落ちで売りに出すときの査定額の目安
ヴィッツにはさまざまなグレードがありますが、ここでは1300ccのFグレードについて、5年落ちの査定額をみていくことにしましょう。
2017年に新車で購入したヴィッツのF(1300cc)を、5年落ちとなる2022年に売却するときの査定額は、5万キロ走行の車両で52万円~67万円程度が目安になります。
ヴィッツF(1300cc)の2017年時の新車価格は148万円ですから、5年落ちの査定額は新車価格の40%程度が目安になると考えられます。
走行距離が5万kmを1万km超えるごとに、査定額は1万円程度ずつ下がって行く傾向にあります。
新車の日産マーチを5年後に売却するときの買取相場
日産マーチのGグレードを、2017年に新車登録して5年落ちで2022年に買取り店に持ち込むときの査定額の目安について考えてみたいと思います。
走行距離が5万km前後の場合、5年落ちの日産マーチGグレードの買取り価格は、43万円~55万円程度が相場になると考えられます。
マーチGグレードの当時の新車価格は155万円でしたから、5年落ちの買取り価格は新車価格の32%前後ということになります。
マーチは2010年に7月以降はフルモデルチェンジが行われていませんので、リセールバリュー的には厳しいものになっているようです。
ホンダ・マツダのコンパクトカーを5年落ちで売るときの査定額
ホンダとマツダのコンパクトカーといえば、フィットとデミオになります。
どちらも、人気のある車種ですが、5年落ちのリセールバリューはどれくらいになるのか見て行くことにしましょう。
5年落ちのホンダフィットを売却するときの見積り額の目安
ホンダフィットは、2020年2月にフルモデルチェンジが行われていますが、今回はモデルチェンジ前の2017年式フィットの13G・Fを、2022年に5年落ちとして売却したときの査定額を見ていきたいと思います。
走行距離が5万kmの2017年式フィット13G・Fの5年落ちでの査定額の目安は、58万円~74万円程度になると考えられます。
2017年式フィット13G・Fの車両価格は142万円ですので、5年落ちの買取り価格は新車価格の46%前後になります。
コンパクトカーとしては、かなりリセールバリューが高いといえそうです。
マツダ・デミオを5年落ちで買取り店に持ち込みしたときの見積り額の目安
マツダ・デミオの13Cグレードを、2017年に新車で購入して5年後に売却するときの買取り店の査定額の目安を考えてみたいと思います。
走行距離が5年落ちとしては標準的な5万kmと仮定した場合、デミオ13Cの5年落ちの査定額は47万円~60万円が買取り価格の目安になるでしょう。
デミオ13Cの当時の車両本体価格は138万円ですから、5年落ちの査定額は新車価格の39%前後と考えることができます。
かつて、マツダのクルマはリセールバリューが低いといわれていましたが、この査定額であれば十分に検討しているといえます。
5年落ちのクルマを最高値で売却するための賢い方法
クルマの査定額というのは、業者によって大きくことなります。
各社の流通ルートにおける在庫状況や中間マージンなどによって、買取り価格はどうしても異なってしまうからです。
また業者によってある特定の車種に強い業者もいれば弱い業者もいます。
そのため、クルマを1社だけの査定で売却するというのはとてもリスクがありますし、場合によっては数十万円も損をしてしまう可能性があります。
5年落ちのクルマを売却する際には、必ず複数の業者に査定をしてもらって、高く買取りをしてくれる業者を見つけることが大切です。
しかし、1件ずつ業者に査定を依頼するのはなかなか面倒です。
以下のようなサービスを利用することで、ネットから無料で複数の業者の査定額を知ることができますので、あなたのクルマを売却するまえに利用してみるといいでしょう。