ランディングページ(LP)がSEOに弱く上位表示しにくいといわれている理由

パソコンを背景にしたランディングページとSEOの文字ホームページ制作の豆知識

ランディングページ(LP)は、ネット上でビジネスをする上において、いまやなくてはならない存在といえます。

せっかくサイトに訪問者が訪れてくれたとしても、そのページに訴求力がなければ、コンバージョンにはつなげることはできないからです。

すぐれたコピーライティングによって作り込まれたランディングページは、驚くような成約率(CVR)をただき出すことがあります。

しかし、そんな素晴らしいメリットのあるランディングページですが、1つ大きな弱点があります。

それは、SEOに弱く自然検索からアクセスを集めにくいという弱点です。

なぜランディングページはSEOに弱いのでしょうか?

ここでは、ランディングページが他の媒体にくらべてSEO的に不利である理由を、具体的に説明してみたいと思います。

また、ランディングページに自然検索からアクセスを集めるにはどうしたらいいのかについても、解説をしてみたいと思います。

ランディングページは画像が多くテキストが少ない

指1本でテキストを入力しているランディングページは、テキストではなく画像をメインにしてコンテンツが作られる傾向があります。

特に、物販系や飲食系のランディングページでは画像の効果は絶大です。

ネットのユーザーは、実際にその商品を目にすることができませんので、クオリティの高い写真で商品をアピールすることで購買意欲につなげるわけです。

どんなに文才のある人がその商品のメリットについて力説したとしても、画像がなければ商品のイメージをリアルに伝えることは難しいでしょう。

しかし、商品の訴求には抜群の効果がある画像ですが、SEO的な観点から見るとあまり期待はできません。

Googleは検索順位を決定するための大きな要因の1つに、コンテンツの充実をあげています。

もちろん、画像であってもオリジナルで質の高いものであれば、しっかりとコンテンツとしての評価をしてくれます。

実際に画像ばかりのページが上位表示している事例もあります。

しかし、さまざまなキーワードでの検索結果を見る限りにおいては、画像よりもテキストによるコンテンツの方がSEO的には圧倒的に有利になっています。

画像ばかりのサイトであっても、alt属性に代替テキストを入れることでテキスト不足を補うことは可能ですが、SEO的な効果は限定的です。

また、画像がメインでデザイン最優先のランディングページの場合、内部SEO対策をするうえで重要なhタグ(見出しタグ)などもうまく活用できないことが多いです。

ランディングページは重くなりがちなのでSEO的に不利

重いイメージランディングページは画像が多く、しかも縦に長いページになります。

そのため、どうしてもページが重くなってしまい、表示速度が遅くなってしまう傾向があります。

Googleが2018年7月にスピードアップデートを実施したことにより、サイトの表示速度が検索順位に影響をおよぼすようになりました。

Googleによるスピードアップデートのアナウンス

ただし、表示速度の遅いサイトの検索順位がすべて下げられるというわけではないようです。

Googleのアナウンスによれば、「ものすごく遅いページだけが影響を受けます」ということになっています。

ものすごく遅いページというのがどれくらいの遅さなのかは分かりませんが、大量の画像を使ったランディングページが「ものすごく遅いページ」に該当してしまう可能性はあります。

少なくとも、以下のツールで「遅い」と判定されるようだと注意が必要かも知れません。

ページ速度測定ツール~PageSpeed Insights
  
特に、モバイルの場合は、PCにくらべて表示速度が遅くなりがちなので気をつけなければいけません。

サイト測定テストの結果

LPは構造的にドメインを強くすることが難しい

ドメインパワーの英語の文字ランディングページがSEO的に不利だといわれている理由はほかにもあります。

ランディングページというのは、基本的にペラ1枚の構成で作られたサイトになります。

そのため、新規ドメインを取得してランディングページを作っても、なかなかドメインが強くなりません。

ドメインを強くするためにはさまざまな条件を満たす必要がありますが、特に重要な要因となるのがリンクです。

ドメインを強くするためには、内部リンクも外部リンクもどちらも重要です。

ペラ1枚で構成されたランディングページだと、内部リンクによるSEO効果はまったく期待することができませんし、売り込みのためのページであるLPに対してナチュラルな外部リンクが貼られる可能性も少ないといえます。

新規ドメインで作られたランディングページを、SEO的に強くするというのはかなりの困難が伴うということになります。

LPにアクセスを呼び込むためにできること

ランディングページがSEO的に不利であるということはお分かりいただけたかと思います。

それでは、ランディングページにアクセスを呼び込むにはどうすれいいのでしょうか?

もちろん、PPC広告などを使えば確実にアクセスを呼び込むことができますが、ここでは自然検索からランディングページにアクセスを流す方法をいくつか紹介してみたいと思います。

強いドメインのディレクトリ内にランディングページを制作する

サブドメインとディレクトリ型の違いを説明新規ドメインでランディングページを作っても、ドメインが強くなりにくいのでSEO的な効果はあまり期待できないというお話をさせていただきました。

それでは、ランディングページのドメインが強くなりにくいという問題は、どうやって解決すればいいのでしょうか?

もしあなたが、ある程度の強さのドメインを持っているのであれば、そのドメインのなかにランディングページを作成することでその問題は解決します。

たとえば、ある程度のボリュームのある会社の公式サイトなどで、さまざまなところから被リンクをもらっているようなサイトがある場合、そのドメインを利用させてもらうわけです。

ただし、その場合でもサブドメインの形にすると、SEO的な効果はあまり期待できません。

ディレクトリ型のURLにするのがポイントです。

たとえば、「https://●●××.com」というドメインがあったとすると、以下の通りになります。

「https://lp.●●××.com」→×
「https://●●××.com/lp/」→○

強いドメインなんか持っていない人はどうすればいいか?

ペライチのスクリーンショット強いドメインなんか持っていないという人が、ランディングページにアクセスを集めるにはどうすればいいのでしょうか?

その場合は、他社の強いドメインを利用させてもらえばいいのです。

たとえば、ペライチというサービスがあります。

こちらは、無料でランディングページを制作することのできるサービスになりますが、このペライチのドメインが思った以上に強いのです。

参考:ペライチ

それほど難易度が高くないキーワードであれば、このペライチでランディングページを作ることで上位表示できてしまったりします。

このペライチのドメインが強い理由としては、個人のサイトやブログでは絶対に不可能な圧倒的なページボリュームがあります。

ペライチのドメインは、2020年6月16日現在で9万ページ以上がインデックスされています。

また、ペライチで制作するランディングページのURLは次のようになっています。

https://peraichi.com/landing_pages/view/●●●●/

これは、先ほど紹介したディレクトリ型のURL構造です。

ランディングページに自然検索からのアクセスを集めたいと考えている人は、ペライチを利用することも選択肢の1つとして考えておくといいでしょう。

ただし、1点だけ注意があります。

ペライチは有料プランにすると独自ドメインを利用することも可能になりますが、SEOでの集客を考えるのであれば、あえてペライチのドメインのままにしておくことが大切です。

独自ドメインにしてしまうと、ペライチの強いドメインの恩恵を受けられなくなってしまうからです。

ペライチのドメインだとちょっと恥ずかしいという気持ちも分からなくもないですが、自然検索からのアクセスを集めることを第一に考えるならば、ペライチのドメインパワーを利用させてもらうのが賢いやり方です。

セールスレター型のランディングページでSEOに強くなる

青空を背景にセールスレターの文字強いドメインの傘下にディレクトリ型でランディングページを作れば、SEO的にはだいぶ有利になることはお分かりになったかと思います。

しかし、そういった強いドメインを活用したとしても、ランディングページは画像がメインのためにSEO的に不利であることには変わりありません。

そういったマイナス面に関する対策としては、業種にもよりますが、セールスレター型のランディングページを採用するという方法があります。

セールスレター型のランディングページであれば、1ページあたり1万文字以上のテキストを入れ込むことも普通にありますので、ページボリュームの面で他の媒体に見劣りずることはありません。

ただし、セールスレター型のランディングページは、業種的に採用が難しかったりします。

特に女性向けの商品などは、きれいな画像をふんだんに使って訴求しなしと成約率があがりませんので、セールスレター型だと苦戦すると思います。

物品の販売ではなく、ターゲットを絞ったサービスの提供などを目的とするLPでれば、セールスレター型の本領発揮となります。

コピーライティングによって、共感を生むような文章を最後まで読ませることができれば、高い成約率が期待できます。

弊社でも過去にセールスレター型のLPを使ってさまざまな商品やサービスを販売した経験があります。

うまく行った例だと、たった1ページのセールスレター型ページが、トータルで1億円を超えるような売り上げにつながったこともあります。

画像の力も魅力的ですが、セールスレターの力も侮れないのです。

文:土井 稔

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