日本を代表する高級車を50万円以下で買うことが出来るか?

センチュリーとセルシオ多くの人は、高級車なんて一生縁がないと思っていることでしょう。

しかし、確かに新車であれば高級車の購入はかなりハードルが高いといえますが、中古車だったらどうなのでしょうか?

もし高級車が50万円以下で買えるとしたら、一生縁がないどころか誰にでも手が届くと思いませんか?

ここでは、実際に50万円以下でどんな高級車を買うことが出来るのかについて、事例をあげながら見ていきたいと思います。

VIP御用達の国産車といえばトヨタセンチュリーです

日本車のなかには高級車と呼ばれる車種はいくつかありますが、VIP御用達の高級車としてすぐ頭に浮かぶのが、皇室などの御料車としても使われているトヨタセンチュリーではないでしょうか。

ちなみに皇室で使われているのは、センチュリーロイヤルと呼ばれる専用車で、市販はされていません。

参考:御料車について~宮内庁

そんな恐れ多い車であるトヨタセンチュリーを、50万円以下で買うことが出来るのかどうか見ていくことにしましょう。

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・2001年式15万6000kmのセンチュリーが48万8000円

トヨタのセンチュリー2016年10月27日にカーセンサーで紹介されていた事例です。

2001年式となりますので、15年落ちということになります。

走行距離も15万6000kmとそれなりに走ってはいますが、車両本体価格は48万8000円と50万円を切っています。

15年落ちといいますと、一般の車であればデザイン的に古い車という印象を受けてしまいますが、センチュリーの場合はめったにフルモデルチェンジを行わないクルマですので、
年式が古くてもそれを感じさせません。

1997年にフルモデルチェンジが行われて2代目となってから、その後モデルチェンジは行われておらず、デザイン的にはほぼ当時のままということになります。

そのため、15年落ちであっても新車と同じデザインですから、自分から白状しない限りは48万8000円の車だとは誰も気がつかないと思います。

もちろん48万8000円というのは車両本体価格になるので、諸経費を含めた乗り出し価格は56万7000円ほどになりますが、いずれにしてもその程度の金額で日本が誇るフラッグシップカーに乗ることが出来るというのは驚きですね。

・車両本体価格25万円のセンチュリーの品質

こちらも2001年製のトヨタセンチュリーとなります。

年式は先ほどの事例と同じで15年落ちになりますが、走行距離はだいぶ伸びていて24万kmとなっています。

しかし、その値段は驚くなかれ本体価格が25万円となっています。

ちなみに、トヨタセンチュリーの新車のメーカー希望小売価格は12,538,286円となっていますので、約50分の1の値段ということになります。

諸経費を含めた乗り出し価格は39万8000円となりますが、現在売られている新車と同じデザインのセンチュリーがこの値段で買えるというのは衝撃的です。

しかも、当時としてはかなり希少価値が高かったメーカー純正ナビまで装着されています。

走行距離が24万kmと伸びている点が少し不安になるかと思いますが、トヨタのフラッグシップモデルがその程度の走行距離で動かなくなるということはありません。

日本人は、走行距離が10万kmを超えるとかなり走り込んでいるように受け取りがちですが、実は私たちが思っている以上に日本車の品質や耐久性は高いのです。

東南アジアや中東などに輸出された日本の中古車は、まともな整備もせずに20万kmや30万kmは普通に走っています。

特に海外で人気のランクルなどは、20万kmまでは慣らし運転だとさえ言われるほどです。

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誰もが憧れたセルシオは50万円以下で買えるのか?

シルバーのセルシオトヨタのセルシオといえば、バブル期に登場して「ついに日本車がベンツを超えた」といわしめた、世界レベルの高級車です。

同じ高級車でもセンチュリーが公用車的なイメージが強いのに対して、セルシオはパーソナルカーの最高峰ともいえる存在の車です。

現在ではセルシオという車名の車はなく、レクサスブランドで売られているLSシリーズがセルシオの後継車となります。

かつて日本人のクルマ好きの誰もが憧れたあのセルシオは、はたして50万円以下で購入することが出来るのでしょうか?

・走行距離11万5000kmのセルシオ4.3C仕様が49万8000円

2004年式のトヨタセルシオ4.3Cの事例を紹介してみたいと思います。

2004年式となりますので12年落ちの車ではありますが、一番グレードの高いC仕様でシートも本革仕様となります。

ボディカラーはシルバーで、比較的人気の高い無難な色といえます。

走行距離は11万5000kmと年式相応に走ってはいますが、タイミングベルト交換済みということなので、当分の間は問題なく走れそうです。

このセルシオの本体価格は49万8000円となっています。

かつての高根の花であったセルシオも、この金額であれば誰にでも手が届く範囲の値段であるといえるでしょう。

当時のトヨタの最高峰の技術を詰め込んだ車ですから、10万kmを少し超えた程度の走行距離で問題がでることはまず考えられませんから、49万8000円という金額は十分にお買い得と考えていいでしょう。

ちなみに49万8000円というのは本体価格となりますので、諸経費込みの乗り出し価格は60万円程度となります。

・セルシオの4.3Cがなんと26万円で購入できる!?

こちらは、2002年式トヨタセルシオの4.3C本革仕様の事例になります。

2002年式となりますので14年落ちとなりますが、走行距離は11万6000kmと年式の割にはそれほど伸びてはいません。

ボディカラーは人気の高いホワイトパールです。

このセルシオの本体価格は、なんと26万円です。

もちろん修復歴のある事故車ではありません。

むしろ、ボディの状態は非常につやがあり、とても14年落ちの車とは思えないほどです。

車検が残っていないので、購入時に取得して納車となるために諸経費が少し高めとなり、乗り出し価格は39万7000円とのことですが、それでも十分に割安感があるといえるでしょう。

一生のうちに一度は高級車というものに乗ってみたいと思っている人は、かつての憧れの車であるセルシオにぜひ50万円以下で乗ってみてはいかがでしょうか。

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