車の買取り店といいますと、ガリバーとならんでアップルを思い浮かべる人も多いことでしょう。
アップルの買取り実績は130万台以上といわれており、これはガリバー、ラビットに次ぐ業界3位の実績となっています。
ここでは、これから車を売る予定のある人のために、アップルの特徴やサービスについて解説してみたいと思います。
買取実績130万台以上といわれるアップルの特徴とは
アップルは全国にフランチャイズ展開をする業界大手の車買取り店です。
2016年2月現在で、全国に237店舗のお店が展開されており、1989年の創業以来130万台以上の買取り実績があるといわれています。
どこの街に行っても、目立つ赤い看板のアップルをよく見かけますね。
また、アップルは2014年と2015年の2年連続で、オリコン日本顧客満足度ランキングの車買取部門総合第1位になっています。
「手続きの早さ・手軽さ」「担当者の対応」「見積もり・査定内容の速さと正確さ」「アフターサービス」「手続き代行・代車無料サービスetc」のすべての項目で1位になっています。
このことから、アップルが顧客重視のビジネス展開をしているということが容易に想像できます。
アップルが高値買取りできる仕組み
中古車の販売価格というのは、相場によりある程度決まっていますので、少しでも高く買い取るためには中間マージンをどれだけカットできるかという点がポイントになります。
通常の場合、買取り店、オークション、販売店がそれぞれマージンを乗せることになるため、販売価格にくらべて買取り価格は大幅に安くなってしまうわけです。
アップルでは、買取りをした車をデータベース上に登録し、6,200の小売業者に公開するという方法をとっています。
その結果、その車を一番高く評価してくれた業者へ車を流すわけです。
通常のオークションですと、そこに参加している業者にしか車を見てもらえませんが、それを全国に広げてより多くの業者に見てもらうことで、より高く車を流通させることが可能になるわけです。
豊富な独自流通ルートで車の価値をたかめる
アップルでは、買取りした車を海外も含めた豊富な独自流通ルートに流すことにより、より車が高く評価されるルートを選択することが出来ます。
日本国内ではあまり人気の出ない年式の古い車や、走行距離が多い車なども、海外のルートであれば驚くほど高値になることがあります。
そういった車は、積極的に海外に流通させることで車の価値をたかめ、間接的に高価買取につなげているわけです。
また、海外輸出にあたっても、間にブローカーなどをはさまず、アップルが直接輸出をしています。
そういった部分でも、しっかりとコストカットしているわけですね。
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アップルは顧客満足度ランキング買取部門総合第1位
アップルは2014年と2015年の2年連続で、オリコン日本顧客満足度ランキングの車買取部門総合第1位になっていますが、実際の顧客対応はどのようなものなのでしょうか?
アップルは直営ではなくフランチャイズ形式を採用しているために、お店を経営する法人ごとに多少の独自色は出たりしますが、口実際に利用した人の話では、どこの店舗もかなりハイレベルな対応をしてくれるようです。
また、買取り専門店でよく問題になるのが、再査定によるトラブルです。
再査定というのは、契約前は高い買取り価格を提示しておきながら、買取り後に車に不具合などがあったことを理由に、大幅に下げてしまうというものです。
大手の業者といえども、こういった「後出しじゃんけん」のような再査定を平気でしてくるようなところが多いのですが、アップルに関してはそういったトラブルは皆無といえます。
なぜなら、アップルはJADRIという団体に加盟しており、ここに加盟している業者は再査定を行うことを禁止されているからです。
そのため、契約のときよりも車の値段がさがるということはなく、仮に買取り後に不具合が見つかったとしても、それはアップルがすべて自己責任で被るということになるわけです。
そういった意味では、アップルで一度査定額を出してもらったら安心して車を売ることが出来るといえそうです。
カスタムカーでも高く買取るケースがある
社外パーツで身を固めたカスタムカーは、一般的に買取りの際には不利になるといわれています。
そのため、そういったカスタムカーを高く売るには一度純正パーツに戻して、社外パーツは別途オークションなどで売るといった面倒なことをしなければなりませんでした。
しかし、アップルの場合は社外パーツを取り付けたカスタムカーであっても、高く買い取ってくれるケースがあるようです。
豊富な流通ルートをもつアップルだけに、そういった好き嫌いの分かれる特殊な車であったとしても、ニーズがある販売先をピンポイントで探すことができるのでしょう。
他の買取り店にカスタムカーを持ち込んで、思った以上に安いと感じた人は、一度アップルに持ち込んでみるといいかも知れません。
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